女性エンジニアも活躍
女性エンジニアはまだ全体の2割程度と、数は決して多くありません。しかし、IT業界でも女性が積極的にエンジニアとして働けるような様々な試みが進められています。
例えば「Sister」があります。こちらは、2022年8月にリリースされた女性向けの相談支援プラットフォームです。20名以上のIT業界での経験豊富な女性のメンターと、1対1で直接コミュニケーションを取れるツールです。女性エンジニアで仕事面で何か悩みがある場合、Sisterを利用すれば同じ女性の相談員から適切なアドバイスが受けられます。
また、IT企業の中でも女性エンジニアを受け入れる環境を整備しているところも増えてきています。女性エンジニアの場合、大変なのが子供ができた時です。育児と仕事の両立ができずに、会社を辞めてしまう人もまだまだいます。そこで、育児と仕事の両立のできる環境が整っているか確認しましょう。例えば、リモートワークを積極的に導入しており、在宅ワークを認めている会社であれば、育児期間中も空き時間を利用して仕事を続けられます。
また女性管理職の人がいるか、どのくらいの割合かについてもチェックしてみるといいでしょう。女性の管理職が何人もいる場合、女性を積極的に重要な役割で登用している企業と推測できます。ということは、今後自分もキャリアアップしていける可能性が高いと解釈できるわけです。このように、女性を重要な役職に積極的に登用しているかで、女性の働きやすい職場かどうか見えてきます。